｢アコーディオン・ソロの深みで目指したものは音楽の高み。」

一つの音を磨くことで得られた深みは至高の音楽となり、高き山々を見渡すかのような静かな高揚感を表した。アコーディオン奏者・佐藤芳明ソロアルバム第３弾。

JVLY-003　　2018/8/15 on sale
蛇腹屋 by F.S.L.

Accordion, Clavietta* ： 佐藤 芳明
Guest Vocal** ： 矢幅 歩

1. 稜線　作曲：佐藤芳明
2. 'Tis Autumn　作曲：Henry Nemo
3. Blackbird　作曲：Lennon-McCartney
4. Sur le quais　作曲：Daniel Mille
5. 背面律動　作曲：佐藤芳明
6. Estate*　作曲：Bruno Martino
7. Libertango　作曲：Astor Piazzola ／ 編曲：佐藤芳明
8. Bandiagara**　作曲：佐藤芳明 ／ 作詞：矢幅歩

書き下ろしのオリジナル曲、ジャズスタンダード、ビートルズナンバー、大胆なアレンジを施したピアソラナンバー、ゲストヴォーカルを迎えたセルフカバーという、味わい深くもバラエティに富んだ中身を凝縮した全８曲。

Recording：種村尚人(TEMAS)　Art work：小倉紘(GRAFFIC FACTOR)


アコーディオンでイメージされる、ステレオタイプな枠組みを軽々と飛び越え、あらゆる局面で縦横無尽に活動する佐藤芳明。
ソロアルバム第１作目『対角線』(2013年) では様々なスタイルの楽曲に挑戦し、
第２作目『Cinq Lignes / 五本線』(2015年) ではゲスト５人それぞれのデュオで化学反応を魅せ、アコーディオンという楽器の可能性を着実に広げてきた。
そこから更に３年を経た今作では、リードそのものの響きや、キーノイズを含めた《アコーディオン》という楽器が持つ《音》を改めて見つめ直すことで、今までにない、より深い質感を見出すことになった。