「あなたがくれた おわりとはじまり」それは人生へのラブレター
光と影、静謐と高揚の中で揺れ動く心の様を、詩と声そしてギターから紡ぎあげた作品
アフリカにおける最高のジャズギタリストであるリオーネル・ルエケとブラジル音楽界の至宝トニーニョ・オルタが賛辞を惜しまないボーカリストNobieと 日本ジャズ界のまさに「ファースト・コール・ギタリスト」として引く手あまたの馬場孝喜。この二人による初めての共作アルバム。
Nobieの天性のリズム感と並外れた歌の表現力が発揮されている「Benin - Rio - Tokyo」でも一曲、共演しているが、空間を活かした奥行きのある馬場のギターとの相性は抜群。
今回のアルバムでは11曲中7曲が2人のオリジナル作品で、歌詞はすべて日本語。Nobieのvocal多重録音による「Introduction」で幕を明け、深き愛情を軽やかに歌い上げた表題曲の「おわりとはじまり」、Gonzaguinhaのカバー曲「E」と「Feliz」では気鋭のブラジル文学者である福嶋伸洋が訳詞を担当。Alternativeな味わいの「鼓膜」まで一本筋が通りながらも多様な世界観を駆け抜ける。
音楽を愛する多くの大人達に聴いてほしいアルバムである。
Nobie - vocal
馬場 孝喜 BABA Takayoshi - guitar
田中 信正 TANAKA Nobumasa - piano #5
片倉 真由子 KATAKURA Mayuko - piano #4,10
コモブチキイチロウ KOMOBUCHI Kiichiro - bass #4,10
岡部 洋一 OKABE Yoichi - percussion #2,4,10
01.
Introduction [Nobie]
02.
おわりとはじまり [Nobie]
03.
Evidence [Thelonious Monk]
04.
E [Gonzaguinha - 福嶋伸洋]
05.
Feliz [Gonzaguinha - 福嶋伸洋]
06.
風のままに [馬場孝喜 - Nobie]
07.
Sonho e Selvagem [馬場孝喜]
08.
Resto de Besta [馬場孝喜]
09.
Estudo #1 [馬場孝喜]
10.
Pedra Bonita [Mario Adnet]
11.
鼓膜 [Nobie]
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